ローカル環境でopensocial実行。Eclipse3.5.1 + Opensocial Development Environment(OSDE) 0.5.0

環境構築にあたって参考にさせていただいたサイトの記事→mixi アプリ 大全集
上記記事で、Run AsのArgumentの設定はインストール時に有効になっており、不要だった。(バージョンの違いによるものと思われる)

基本操作

新規プロジェクトの作成

ウィザードに沿って、gadget.xmlを自動生成してくれる。ウィザードを使う前に、入門記事など読んで、あらかじめgadget.xmlの各要素の意味は把握しておいたほうが良いでしょう。

  • 1)ファイル-新規-その他、で表示される新規ダイアログにてOSDE-OpenSocial Projectを選択、「次へ」
  • 2)プロジェクト名を入力して「次へ」
  • 3)Application settingsダイアログ。TitleとAuthor Emailは入力必須なので、入力。(Emailはバリデートされるのでとりあえずhoge@example.comでも入れておく)

FeauturesのOpenSocialは、使用するものを選択。mixiアプリなら現時点ではOpenSocial v0.8が主流みたいなので、v0.9のチェックを外してv0.8を選択。
(Feauturesは、どうせあとからgadget.xmlいじれば変更できるので、適当でいいと思う。)

  • 4)ViewSettings。xmlの各Content要素を設定。必要なビューを選択。外部jsの設定やサンプルコードの生成もできる。

はじめてだったら、とりあえずCanvasビューのType:HTMLを選択して、generate a set of sample codeに全部チェック入れてみるとか。「完了」を押せばプロジェクトが作成される。

動作確認
  • 1)まずはShindigの起動。ツールバーのアイコンLaunch Apache Shindig server.を押すとコンソールに情報やら警告やらログが流れる。コンソールに「2010-02-12 17:00:09.390::INFO: Started SelectChannelConnector@0.0.0.0:8080」とメッセージが出たら起動完了。
  • 2)プロジェクト作成直後はPeopleが空っぽなので、追加する。メニューのOSDE-create sample data in Shindigで、4件のサンプルデータが追加される。「People」ビューで確認できる。
  • 3)ガジェット実行準備。gadget.xmlを右クリックしてOSDE-Run this Application localyで、Run applicationダイアログ表示。
  • 4)Run applicationダイアログでは、アプリを実行するOwnerやViewerが設定できる。Owner Viewerを適当に選択して、「OK」。
  • 5) プラグイン内蔵のブラウザで、canvasビューが表示される。Eclipse左下のUser Preferで、Viewer, Ownerの情報が確認できる。

ちなみに4)でUse an External Web Browserにチェックをいれると、IEとかchromeとか、規定の外部ブラウザが起動する。

ガジェットの編集

gadget.xmlは、Gadget Spec XML EditorというOSDEプラグイン内蔵のエディタで開く。エディタの下にタブがあり、Sourceタブを開くと、xmlのソースを直接編集できる。gadgetを実行中に編集して、ブラウザを更新すれば、更新は即座に反映される。(Shindigの再起動は不要)

jsの色指定

gadget.xmlにjsのコードを直接書くと構文の色指定が一切されない。(xmlとしての色指定なので)
jsの色指定するなら、外部ファイルにしてAdobeのJSEclipseとかで編集すればいい。ただし外部ファイルはURLを絶対パスで記述しないといけないので本番は注意。
JSEclipseは更新サイトにhttp://download.macromedia.com/pub/labs/jseclipse/autoinstallを指定する。

XAMPP1.7.3+shindogは挫折した

OSDEにたどり着く前に、インストール済みのXAMPP1.7.3にshindogのフォルダを設置する方法を試してみたが、うまくいかず挫折。OSDEのほうが楽ちんかな