Android Bazaar and Conference 2011 Winterに行ってきた
Android Bazaar and Conference 2011 Winter
Android Bazaar and Conference 2011 Winterに行ってきました。スタッフのみなさま、登壇者のみなさまおつかれさまでした。
全体的に熱気がすごく、Androidの盛り上がりを肌で感じました。
受講できたセミナーで、メモのとれたところを残しておきます。
「今後のデバイス対応について。エンジニア手動のもの作りについて。」サイバーエージェント長瀬さん
B会場 213号(1F) 13:00〜
デバイス対応について
- PV(ページビュー) 200億PV
- アメーバでは、PC, モバイル、スマートフォンすべてで順調に推移している
- 2010年2月 iPhone板Amebaアプリ
- 2010年6月スマートフォンブラウザ対応(ユーザーエージェント
- 2010年11月アンドロイドAmebaプリ
- iPhoneアプリは累計50万DL(継続利用率58%)
- 継続利用率→既存のユーザがどれくらいアップデートをかける?
- ひとつの指標として重視している
- 2010年12月公開 ブログ投稿アプリ 1万DL
- Android:iPhoneでは2:8のユーザー比。アプリの月間DL数もそんな感じ。
- アプリの相対品質
- マーケット品質
- Androidはランキングがないのが致命的だ。見てて感じるジレンマ
- 人間味のある運用が感じられない。
- 市場への参入障壁
- 開発の自由度
- まだまだ導入期なので、導入チャンス!
- 品質よりもスピード重視でどんどん投入する!
- 既存のビジネスをどんどんAndroidに。
- Amebaのアクセス分析をもとにしたAndroid市場の予測
- スマートフォンブラウザ対応
- 6月1.2億pv > 12月 3.24億PV
- 3月くらいに行く予定だったけど予想を超える成長。
- 広告単価は比較しても全然高い。pvと連動してつくれる。
- 直近6ヶ月の訪問者数(UU)
- 6月だと143万UU (iPhoneユーザの3〜4割?)
- 国内スマホユーザの41.0% 367万UU/528万
- 2010年の契約数は895万件(MM総研)
- 12月だと367万UU
- Weeklyベースの、AndroidのPV割合
- 週次で驚異的にのびている。
- 11/21週 11.8%
- 12/26週 21.9%
- はっきりいって「Androidきてる!!」と考えざるを得ない。
- OSバージョンシェア
- 2.1 - 57%
- 1.6 - 17%
- 2.2 - 26%
- 機種別シェア
- インフラ、端末の次は、ユーザ体験(UserExperienseをきちんと考えたアプリがヒット)
開発について
- アメーバピグはユーザー数500万人。国内最大の仮想空間
- Flash9以上で動作
- 企画書よりもプロトタイプ!
- Q.Androidはもうかるか?
- ユーザ課金より、広告モデルが先行するのでは。
- ユーザーにどれだけリーチできるか?サービス拡大が収益を左右する。
- ※海外展開は今まで以上にチャンスあり。
- Q.なぜサイバーエージェントはAndroidか?
- Amebaのスマートフォン戦略
- SymbianやWindowsMobile, BlackBerryへの対応を積極的に。スマートブックなども。
- SNS、ゲーム、エンタメ。
- 単体アプリでの収益は考えていない。
- スピード感を持って面を取る
- CAビート、ECナビ、CAモバイルなどのCAグループ
- 2/19(土)渋谷にセミナー決定
- 問い合わせ @lionbaby
「HTML5+JavaScript Web開発のノウハウ」GREE熊谷さん
資料へのリンク
14:00〜 D会場 212号(1F)
HTML5のHTML Forms
css3
困った話
Android版GREE
- デバイスへのアクセスや大きなデータへのあくせすはHTMLでは厳しい。
- カメラにアクセスして写真アップロードとか。
- 写真アップロードのしくみ
- class GreeAppJs + WebView
- WebViewで、Web版のHTMLを表示。
- WebView.addJavascriptInterfaceにより、Javaのコードを呼び出せる。
- WebView -> Java
- これで、カメラボタンを押したときに画像のデータを取得したりできる。
- Java -> WebView
- WebView.loadUrl('javascript:setMoodImage(b64Img)')
- iOSでも同様のことが可能。Androidより泥縄
- shouldStartLoadWithRequest navigationType
- stringByEvaluatingJavaScript:
- 表示部分をHTMLで作るとandroidとiOSで同じものが使える
- iPhoneの場合バイナリ更新が面倒なので、なるべくHTML側で実装したい。
「AWS SDK for Android」アマゾン玉川さん
15:00〜 E会場 246号(4F)
- メモリやストレージの制約、ハードの機種依存
- アマゾン3つのビジネス
- Eコマース
- マーケットプレイス
- クラウドコンピューティング AWS
- 昔はそれぞれの工場が発電機を持っていた。
- 現在の電力サービスはなにか?
- 仮想サーバ(Amazon EC2) はすぐにサーバを立ち上げられる
- AMI(amazon machine Image)
- 仮想外部ディスク(Amazon EBS)
- 大企業とか研究所しか触れなかったリソースを触れるようになった。
- スタンダードなら \7/1.0h
- マイクロ \1.6/1.0h
- クラスタコンピュート \131/1.0h
- インフラエンジニアは「キャパシティの設計」をする。
- Amazonはテクノロジーではなく「ビジネスのスキーム」を変えている。
- ピーク対応がらくちん。オートスケーリング
- システムリカバリがらくちん。
- 二日間で5000台のサーバを調達できた。
- 物理的に購入してたらむり。
EC2だけではない、AWSのサービス
Android SDK for Android
- 既存のWebサービス
- ストレージAmazon S3(Simple Storage Service)
- Amazon SimpleDB
- どちらかというとNoSQLに近い。SQL使える。スケール、冗長性が自動化されている。
- Amazon SQL(SImple Queuing Serivce)
- キューを作るとメッセージをほおり込める。
- そうするといろんな使い方ができる。並列処理とか。
- 分散キューなので順序は変動sる。
- Amazon SNS(Simple Notification Service
- 投稿、購読、配信
- プロトコルはHTTP,Email, Email-JSON
- 上記のリソースに、AWS SDKを使うとJavaでとっても簡単にアクセスできる。
- JAWS-UG #jawsug